ごあいさつ
地域社会の発展への更なる貢献を目指して
流山市は、首都圏内に位置しており南北7キロ、東西5キロの比較的小さな街ですが、つくばエクスプレスの開通で、JR武蔵野線、東武アーバンパークライン線、流鉄流山線など5線11駅があり、首都圏の住宅地として成熟する時期を迎えております。
特につくばエクスプレス沿線では、大規模な区画整理事業を実施しており、それに伴いインフラ整備に公共投資が必至な状況の中、測量業務における入札状況は、資本力の大きい市外の大手業者等に落札される傾向にあります。我々、流山市経済を支える市内の中小企業にとっては大変厳しい経営を強いられ、さらに測量業務の電子化に伴う技術の進展により新たな設備投資が経営を圧迫し、厳しい状況となっております。
このような状況に対応するため、市内の測量業者で協議した結果、中小企業等協同組合法に基づく事業協同組合を設立し、お互いに持つ経営資源を補完しながら組織力を活用し、こうした経営環境に対応していくことが必要であるという結論に達しました。
測量設計業務を円滑に受注できる体制を整え、特につくばエクスプレス沿線における公共測量業務の共同受注化を図るとともに、測量用機器の共同利用、さらに は教育情報事業等を通じて組合員の新分野の測量設計技術習得を推し進め、関係官公庁との協力体制を確立し、更なる地域社会の発展に貢献することを心掛けてまいります。